MILESTONE ART WORKSマイルストーンギャラリーの企画展およびアート情報。陶芸、ガラス、絵画、アクセサリー雑貨など幅広いジャンルを企画・展示販売。贈答品としてオーダーメイドもお受けします。貸しギャラリーも受付中。富山

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■■■ profile ■■■

■パラグナhakata
1985年インドネシア・スンダ(西ジャワ)音楽のグループとして結成された「パラグナ・グループ」は、東京を拠点にガムラン・ドゥグン、トゥンバン・スンダの演奏活動を行っている。その「パラグナ」のメンバーが母体となり、福岡のガムラン演奏家と共に、「パラグナhakata」が結成された。古典曲の他、ルー・ハリソン、藤枝守作曲の現代作品も精力的に演奏し、幅広い活動を展開している。2021年「リスニング・ミュージカム〜博物館が聴く」(九州大学博物館)、「ガムランの午後」(福岡アジア美術館アートカフェ)に出演。YouTube「Paragunaチャンネル」を開設し、随時配信中。http://www.paraguna.com 
小谷竜一、後藤弓寿、小林賢直、佐藤紀子、光永誠、峰野誉久、村上圭子、森重行敏、石原鼓緒太


■福岡ガムラン倶楽部「LOU」
国内には数少ないスンダ(西ジャワ)の楽器を中心に結成された、地元福岡を拠点とするガムラングループ。ルー・ハリソンの影響を受けながら、2016年に本格的に活動を開始。スンダの古典音楽や現代曲のみならず、アメリカや日本の新しいガムラン作品にも積極的に取り組んでいる。
アリス、井ノ口貴子、大貫慶、岡崎峻、吉柳拓真、財津靖子、鈴木陽介、原田麻衣子、増田のり子 松岡涼子、松村由佳、光永誠、渡辺融 他


■ガムラングループ「Go On」(社会福祉法人「明日へ向かって」所属)
2016年グループ結成。「社会福祉法人 明日へ向かって」のガムラングループ。2014年にインドネシア・スンダ(西ジャワ)の「ガムラン」を導入し、施設の日中活動として音楽活動を開始。セッションやワークショップを通じ、ガムランによるオリジナルのメロディ創作や歌詞づけから楽曲を制作している。チーム名である「Go On」は、「go on(進む、継続する)」「五音(音階の数)」「轟音」「御恩」そして「ゴーン(音)」という五つの言葉が重ねあわされている。
愛智一郎、財津靖子、佐々木梨沙、佐野優馬、滝下未沙、立石このみ、土井和哉、仁田脇拓也、浜田章、宮撫ャ乙理、渡辺亜由未、渡辺融 他


■舞踊:ボヴェ太郎 Taro BOVE
舞踊家・振付家。空間の〈ゆらぎ〉を知覚し、感応してゆく「聴く」身体をコンセプトに、歴史的建造物や庭園、美術館等、様々な空間で創作を行っている。主な作品に『不在の痕跡』、『余白の辺縁』、『百代の過客』、『CONATUS』等。能の古典曲を題材とした能楽との共演作品、西ジャワの古典歌曲トゥンバン・スンダとの共演他。藤枝守作品『ガムラン曼荼羅』初演(2020年)出演。


■ミニピアノ:砂原悟 
東京藝術大学卒業。同大学院、ミュンヘン音楽大学修了。1984年日本音楽コンクール入選。1987年ポルト市国際ピアノコンクール(ポルトガル)入賞。1988年クロイツァー賞受賞。京都市立芸術大学教授。2008年CD「クラヴィコードの植物文様」(藤枝守作曲)MAMレーベルよりリリース。2022年八尾町にて植物文様「第31集:八尾の椿」をミニピアノで新作初演。


■ホルン:古川勇太
福岡県福岡市出身・在住。福岡県立筑紫丘高等学校、九州大学芸術工学部音響設計学科を卒業し、同大学院芸術工学府芸術工学専攻修士課程を修了。10歳よりフレンチホルンの演奏を始め、以降現在に至るまで管弦楽や室内楽などを中心に活動中。二児の父親であり子育てに奮闘しながら、防音室のある自宅にて日夜研鑽を重ねる。
■ビオラ:友松愛
長崎大学教育学部音楽科卒業。同大学院修了。ヴィオラを川瀬洋、内田洋、坂口直美の各氏に師事。現在福岡を中心にオーケストラのエキストラや室内楽等で活躍中。響ホール室内合奏団ヴィオラ 奏者。

■リュート:太田耕平
福岡出身。 2001年よりイタリアに渡り、クラシック・ギターをヴィチェンツァ国立音楽大学にてS.グロンドーナ氏に師事。2007年、当大学を最高点首席にて卒業。2008年よりドイツ、フランクフルト国立音楽大学にてリュートを今村泰典氏に師事。2014年、当大学を卒業。2016年に帰国、福岡を拠点に教授、演奏活動を展開している。

■バイオリン:松岡祐美
3歳よりヴァイオリンを始め、朔 望氏に師事。ソロ、室内楽、オーケストラ等で演奏活動をしながら、後進の指導にも力を注いでいる。現在、アルモニア管弦楽団コンサートマスター、コンセール・エクラタン福岡メンバー。福岡音楽学院非常勤講師。

■ハープ:中村理恵
佐世保市出身。福岡市在住。ハープ教室「アンドハープ」主宰。ハープの豊かな倍音と「天使の歌声」とも称される純粋な音色に魅せられ、教会、緩和ケア病棟、棚田、水上、神社、能舞台など、様々な環境にて演奏活動を展開。藤枝守作曲の舞台作品「冬至にうたう阿知女作法」やモノオペラ「八雲の向日葵」に出演。https://rie88music.com

■チェロ:宇野健太
大分県日田市生まれ。東京藝術大学附属音楽高等学校を経て、ウィーン私立音楽芸術大学を最優秀の成績で卒業 ならびに同大学院を最優秀の成績で修了。またグラーツ国立音楽大学現代音楽演奏学科にて「クラングフォールム・ウィーン」のもとで現代音楽の演奏法を学ぶ。年、クライペダ国際チェロコンクール第2位、同年パドヴァ国際音楽コンクール弦楽器部門第1位、総合部門 第2位を獲得。

■歌唱:松石恭子
歌は祈り。ジャンルにとらわれない真っ直ぐな歌声。太宰府市にてSalon Largo主宰。黒い紙にペンで描く曼荼羅アート制作、講座、またヒーリング等による個人セッションも行っている。藤枝守の作品は「歌づけ般若心経」をはじめとし、数回演奏。


■読経:末廣正栄
大正大学仏教学部卒。天台聲明を海老原廣伸師に師事。大正大学講師として学生に法儀音用を指導しながら、「天台聲明 七聲會」及び宗派を超えて結成された「声明の会・千年の聲」の中心メンバーとして主にソリストを担当。聲明敷衍のため、古典聲明の伝承のみならず、聲明と現代音楽の融合作品についても積極的な協力活動を行っている。東京都台東区谷中・金嶺寺住職。


■作曲:藤枝守
カリフォルニア大学サンディエゴ校音楽学部博士課程修了。博士号(Ph.D.)を取得。作曲を湯浅譲二やモートン・フェルドマンらに師事。植物の電位変化データに基づく《植物文様》シリーズを展開。著書に『[増補]響きの考古学』など。最新のCD《ガムラン曼荼羅》が「レコード芸術」誌の準特選盤。2023年3月にアクロス円形ホールにて現代神楽《玉垂》、同年5月にパラグナ・グループにより東京・自由学園明日館にて《両界ガムラン曼荼羅》の公演を予定。2020年まで九州大学大学院芸術研究院教授。現在、九州大学名誉教授。


 

 

 


 

     

    

 

 

 

 

福岡ガムラン・フェスティバル2022〜共鳴するガムラン

20221129日〜124
福岡アクロス円形ホール・福岡アジア美術館アートカフェ


「福岡の街にガムランを響かせる!」をモットーに、今年はじめて開催される「ガムラン・フェスティバル」。古来よりアジアからさまざまな文化が押し寄せてきた福岡という土地に、アジアを象徴するガムランの響きが一週間にわたって鳴り続けます。
今回、登場するガムランはインドネシア・スンダ(西ジャワ)の「ガムラン・ドゥグン」と呼ばれる楽器編成。ジャワやバリに比べるとひとまわりも、ふたまわりも小ぶりですが、ガムランのエッセンスがしっかりと凝縮されています。じつは、この「ドゥグン」のガムラン・セットが福岡には二つもあります。そして、この楽器編成による「パラグナhakata」、「LOU」、「Go On」という三つのガムラン・グループが演奏活動しているのです。今回、この三つのグループが一堂に集結し、独自にガムランを響かせていきます。
ガムランには、人と人とをつなげ、人と土地とを一体化させる不思議な力がそなわっています。それは、「叩く」というシンプルな行為から金属音が呼び出され、その金属音は響き合うなかに、身体の殻から抜けだし、すべてが浸透し合う世界が広がるのです。
「曼荼羅」、「コンチェルト」、「般若心経」、そして「共鳴」と結びつきながら展開する四つのガムラン公演をお楽しみください。(音楽監督:藤枝守)

 

■Part-1 劇場版「ガムラン曼荼羅」 (2回公演)
日時:11月29日(火) 開演15:00(開場14:30) / 開演19:00(開場18:30)
会場:アクロス福岡円形ホール 
チケット:¥3,000(前売り¥2,500) ¥1,500 (配信)

円形舞台の中央にゴングを据えて、それぞれの楽器は、ゴングを取り囲むように円環的に配することによって、ガムランの曼荼羅が舞台に出来上がる。この舞台の上で演奏される《ガムラン曼荼羅》は8つの楽曲から構成された組曲で、2018年に初演された。今回は、円形ホールの舞台を最大限に活用したあらたな劇場版として初演される。
「曼荼羅」という中心をもったエネルギー体。そのなかでガムランから放出される響きが陰陽の秩序のなかで絡み合い、円環的な時間が生み出され、そのなかから「響きの回廊」が出現する。その回廊の淵にそって、両性的な性格を変容する舞がゆっくりと辿る。

【演目】
藤枝守:「ガムラン曼荼羅 I」〜劇場版初演 (2018-2022)

【出演】
ガムラン:パラグナhakata /舞踊:ボヴェ太郎



 

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■Part-2 ガムラン・コンチェルト 
日時:12月1日(木) 開演19:00(開場18:30)
会場:アクロス福岡円形ホール 
チケット:¥3,000(前売り¥2,500) ¥1,500 (配信)

「世界は音楽の丸い連続体であるかのようである」とルー・ハリソンは語り、そして「音楽は複合的で、さまざまな価値を集めたハイブリッドなもの」と続ける。ホルンとビオラをソリストとした《ガムランのための三つの小品》は、ハリソンのハイブリッドの思考を具現化した「超民族的」な作品。そのハイブリッドな方向に触発された藤枝守のガムランをともなうコンチェルト形式の三つの作品を紹介。リュートやハープ、バイオリンといったソロ楽器がガムランによる響きの文様を綾取っていく。そして、砂原悟をソリストに迎えて初演される《ピアノ・コンチェルト》では、1948年に河合楽器が製作したミニピアノが登場。そのミニピアノがもつ単弦の響きがガムランに絡み合う。

【演目】
ルー・ハリソン:ソリストをともなうガムランのための三つの小品 (1978-79)
1.マイン・ブルサマサマ
2.カロルス・チャベスによせる哀歌
3.ベティ・フリーマンとフランコ・アセットのためのセレナーデ
藤枝守:ガムランをともなう「コンチェルト」(2018)
藤枝守:ガムランをともなう「ダブル・コンチェルト」(2020)
藤枝守:ガムランをともなう「ピアノ・コンチェルト」(2022,新作初演)

【出演】
ガムラン:パラグナhakata
ホルン:古川勇太
ビオラ:友松愛
リュート:太田耕平
バイオリン:松岡祐美
ハープ:中村理恵
ミニピアノ:砂原悟

■ミニピアノ・・・
明治期に始まった日本のピアノ作りは、時代のニーズとともに順調に成長していたが、第二次世界大戦によって中断を余儀なくされる。戦後、河合楽器製作所は資材不足から小さなサイズのピアノの製作に取りかかる。わずか数年のあいだだけ作られていたこのミニピアノは、現代においては忘れ去られた楽器といってよい。しかしながらこの楽器、少ない資材から作られたとは言え、本物のピアノ作りを目指したと思われる。アクションやデザインのオリジナリティ、また現代の楽器では得られない独特の「音」を備えている。単弦(通常は3本)であることが、もっとも大きな特徴である。そのシンプルな音色は、古代のハープやリュートにも似て美しい。

使用予定のミニピアノは、No.101という型番をもった河合楽器の1948年製のもので、縦横のサイズは約90センチ、鍵盤数51(F-g2)。

 

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■Part-3 ガムランの般若心経
日時:12月2日(金) 開演19:00(開場18:30)
会場:アクロス福岡円形ホール 
チケット:¥3,000(前売り¥2,500) ¥1,500 (配信)

詩人の伊藤比呂美さんが10年ほど前に般若心経を現代語に訳出したが、その散文的なテキストにもとにした《歌づけ般若心経》は、これまでにさまざまな楽器編成で歌われてきた。そのなかでも、ガムラン版《歌づけ般若心経》は、わかりやすい言葉のひとつひとつがゴングなどの金属音の響きと混じり合い、その意味が鮮明に浮かび上がる。今回の公演では、《歌づけ般若心経》のまえに天台宗の末廣正栄さんによる般若心経の読経とともに《歌づけ般若心経》の原曲になった《植物文様第21集-B》が弦楽三重奏によって演奏される。また、前半では、台湾大学の実験農場の茶樹から採取された電位変化データに基づく《台湾茶の植物文様 I》や《オリーブのラウンド》のガムラン版も演奏される。


【演目】
ガムラン・ドゥグン古典曲
藤枝守:ガムラン版「植物文様第27集:台湾茶の植物文様」 (2018)
ガムラン版「オリーブのラウンド」(2008-15)
般若心経 読経
藤枝守:植物文様第21集「pattern B」〜弦楽三重奏版 (2010)
ガムラン版《歌づけ般若心経》(2012) 

【出演】
ガムラン:パラグナhakata
読経:末廣正栄(天台宗)
歌唱:松石恭子
バイオリン:松岡祐美
ビオラ:友松愛
チェロ:宇野健太

 

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■Part-4 共鳴するガムラン
日時:12月4日(日) 開演14:00(開場13:30)
会場:福岡アジア美術館アートカフェ
チケット:¥1,500(1ドリンク付き)※小学生以下無料(要ドリンク代)  ¥1,000 (配信)

フェスティバルの最終日は、アジア美術館アートカフェに舞台を移し、福岡で活動する三つのグループによってガムランの響きが共鳴するプログラムによってフィナーレを飾る。「パラグナhakata」によるスンダ(西ジャワ)のガムラン古典曲から始まり、ルー・ハリソンの代表作《La Koro Sutro》が「LOU」によって演奏される。エスペラント語によるこのハリソンの「般若心経」は、もともとはアメリカン・ガムランによるものだったが、松村由佳によって「ドゥグン」に編曲され、合唱や廃材楽器も加わる40分ほどの大曲。さらに、長年ガムランを音楽実践の活動に取り入れてきた社会福祉法人「明日へ向かって」に所属する「Go On」によって協同作品「華」も披露される。
ガムランによって多くの人たちが出会い、そして、つながりの輪がひろがる。さまざまに打ち鳴らされ、共鳴するガムランがアートカフェ全体を響きの渦に変容させていく。

【演目】
ガムラン・ドゥグン古典曲
ルー・ハリソン:La Koro Sutro〜般若心経 (1973)  松村由佳 編曲
藤枝守:ガムラン・エチュード「虹がみえたよ」 (2019)
Go On協同作品:華 (2021)

【出演】
ガムラン:ガムラングループ「Go On」
福岡ガムラン倶楽部「LOU」
パラグナhakata

 

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★ガムラン・ドゥグンについて    森重行敏
インドネシアは無数の島々からなり、それぞれ異なる言語や音楽文化を持つ多民族国家である。ガムランは金属製打楽器のアンサンブルで、ジャワが古くから中心地であったが、西ジャワ(スンダ)には中部ジャワのような強力な王宮が成立しなかったため、さまざまな小編成ガムランが存在する。ドゥグンはスンダの貴族階級に伝えられた儀礼用のもので、本来は舞踊や芝居には用いなかったが、戦後再整備されるとともに、新作も作られるようになった。元は器楽であったが、現在では歌曲も多く作られている。東隣のバリ島でも本来の大掛かりなガムランとは別に、ドゥグンがレストランなどのBGMとしてしばしば流されている。

ドゥグンの音階はいわゆる沖縄音階に類似した五音音階で、ガムランでペロッグ音階と呼ばれるものの一種である。ところで、スンダの歌には日本の箏や三味線にも似た音階もあり、ドゥグンの五音音階の中の一音を取り替えることにより、この音階(マドゥンダまたはソロッグ)を演奏することもできる。さらにあと一音追加すれば合計七音音階となって、事実上の西洋音階も演奏できることとなる。ただしガムランの音階は金属楽器の特質として洋楽のような精密な音律ではなく、敢えてバラツキのある音律によって生み出される「うなり」の存在も欠かせない。今回、福岡と東京で活動するグループによって、ドゥグンのさまざまな可能性が提示されることにより、民族や伝統の壁を乗り超えた、新たな表現が期待される。


■藤枝守「植物文様シリーズ」とは、
《植物文様》という藤枝守の作曲シリーズは、植物研究家でありメディアアーティストの銅金裕司が考案した「プラントロン」という装置との出会いから生まれた。この装置から採取された植物の葉表面 の電位変化のデータに内包された音楽的な価値に着目しながら、MAXによるコンピュータ・プログラムによって、この電位 変化のデータをメロディックなパターンに読みかえるという手法が一貫して行われている。その手法は、「なにかをみいだす」という行為に集中した作曲の試みであり、また、ピタゴラス音律や純正調などのさまざまな音律によって《植物文様》というシリーズとして現在も展開している。


   

 








 

 

 

 
 

 

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